社会保険
保険には多くの種類がありますが、その中には必ず加入しなくてはならないと義務付けられている保険もあれば、任意ですが加入をすすめているという保険まで、さまざまな種類があります。
保険の加入というと、すぐに保険会社を連想しがちですが、加入が義務付けられている保険の中には、国が管理している保険もあります。
国が義務付け、管理している保険は、とても大切なものですので、未加入や保険料の未払いがないようにしましょう。
それでは、国が補償をしている保険とは、どのようなものでしょうか。
国が管理している中でも、最も重要なのは、やはり社会保険と言われるもので、社会保険というのは、国や社会が、本来は個人的なリスクである、病気やけが、出産や死亡・障害、老衰や失業などといったリスクを保障し、社会サービスによって救済する、社会保障制度です。
これは、人間が生きていく上で、必要最低限の生活、そして幸福が妨げられることのないように、国が作った救済制度の一つですので、この保障が受けられないという人が出てこないように、強制的に加入されるしくみになっています。
この社会保険の中だけでも、たくさんの保険が存在していますが、その代表的なものとして、健康保険があります。
健康保険を知らないという人はいないと思いますが、健康保険に加入していないと、保険証の交付を受けることができませんので、国では、加入漏れがないように、行政に対して指導を行っています。
保険証は、もちろん病院に行って治療を受ける際に必ず必要となるもので、日本の医療システムや医療保険とも密接な関係にあります。
保険証を提示することによって、わたしたちが本来支払わなくてはいけない医療費の一部を、国が負担してくれることとなり、世帯主・扶養主との関係によって、治療にかかる料金の割引率が異なるシステムとなっています。
もちろん、社会保険の中には、健康保険以外にも大切な保険がたくさんあります。
近年の日本では、高齢化社会が叫ばれていますが、その社会的背景を受けて2000年には新しく介護保険というものができました。
保険も、その時代を反映しながら、発展しているのです。