保険のしくみ
わたしたちの人生において、さまざまなシーンで必要となる保険ですが、万一の際に経済的に保障をしてくれるそのしくみとは、どのようなものなのでしょうか。
保険に加入すると、わたしたちは毎月、その保険の内容や年齢などに応じて保険料の支払いを行うことになります。
この保険料というのが、わたしたちが保証を受けるために必要なモノなのです。
ここで注意しなくてはならないのは、この保険料というのは、銀行の積み立て貯金のしくみとはまったく異なったものであるという点です。
銀行の積み立て貯金であれば、自分が積み立てのために支払った金額と利息がそのまま自分の貯金、自分のモノとなります。
しかし、保険を受ける際に支払っている保険料というのは、支払った金額がイコール自分の分のお金である・お金として返ってくるという性質のものではありません。
みんなが支払っている保険料というのは、保険の仕組みの中の基礎となる、保険会社の資金ともなるものです。
保険料からなるこの資金は、保険金の受け取りの対象とならない限り、返ってくるということにはなりません。
病気やケガ、事故などで、保険金の受け取りの対象となった人に、この保険料からなる資金の中から、あらかじめ決められた金額が支払われることになります。
このことからわかるように、保険というのは、基本的に「助け合い」を行うしくみとなっているのです。
みんなが資金を出し合い、困っている人(保険金の受け取り対象となった人)に、決められた金額を渡すというのが、保険のしくみの大元であり、もちろん自分が困っている際には助けてもらうことができる、ということになります。
ただし、保険の中には、いわゆる「かけ捨て」ではなく、保険をかけながら同時に貯蓄ができるという性質のものもありますので、上手な資金作りのためにそのような保険を利用するのも良いでしょう。
また、生命保険のように、人生を歩む間のさまざまな保障にプラスして、最終的に死亡の際にはまとまった金額を受取人が受け取ることのできるような保険もありますので、自分のライフステージの変化をよく考えて、上手に保険を選ぶことをオススメします。