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労働保険

国が補償をしている保険は、健康保険や介護保険だけではありません。

わたしたちは、国の補償として、さまざまな保険に加入することによって守られていますが、その中で、わたしたちが生きていく上で、法律で補償されている、義務と権利の中に、労働というものがあります。

人間が生きていくには、働いて金銭を得なくてはなりません。

ほとんどの人は、学校などを卒業した後には就職をしたり、学生時代にもアルバイトをしたりと、働くようになると思いますが、この「働くこと」に対して国が行っている補償のことを、労働保険といいます。

一口に労働保険といっても,その中には、雇用保険と呼ばれる保険と、労災保険と呼ばれる保険にわけることができます。

その2つの保険は、法人、いわゆる会社側にも加入が義務付けられており、またもちろん個人でも加入しなくてはなりませんが、会社に所属していれば労働保険の保険料は、個人の保険料の一部を会社が負担しなくてはならない決まりとなっています。

一般の保険会社が提案している、他の保険、たとえば生命保険や医療保険、損害保険や自動車保険などは、100%個人で加入し、受取金も自分の契約する金額分、受け取ることができますが、その分、保険料も全額自分で負担しなくてはなりません。

これは、当然のことで、この保険の契約というのは、保険会社と個人と結ばれるものだからです。

労働保険は、このような一般的な保険とはまったく異なった性質を持った保険で、国が個人の利益を守り、生活に必要最低限な稼ぎを補償するために、労働について補償する保険なのです。

社会人であれば、一般的な会社勤め、というものをしていなかったとしても、何らかの形で労働保険に関わっていることが一般的で、労働保険はわたしたちが働けない時などに、わたしたちを守ってくれる保険であるということを覚えておきましょう。

よく知られている制度以外にも、労働保険には実に多くの保険制度が存在し、さまざまなケースを想定して、わたしたちを守ってくれますので、何かあった際には、労働保険の中に何か対策方法はないのか、確認したり相談したりするのも、大切です。